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【OKC】ポール・ジョージが復帰を待ち望む、サンダーのエースストッパー「アンドレ・ロバーソン」前編

投稿日:2019年2月3日 更新日:

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先日、ポール・ジョージのインタビュー記事があがっていました。内容は胸熱なので、 まだ読んでいない方は読んでみてください。 サンダーファンとポジョファンの方におススメです。

【インタビュー】ポール・ジョージ「ウォリアーズは倒すべきチーム」
https://www.sportingnews.com/jp/nba/news/paul-george-comfortable-with-oklahoma-city-thunder/1mp41tvnyiu611faq30wybe2rh

ちなみに、このインタビューにて、ポジョはこんなことを言っていました。

「アンドレ・ロバーソンがローテーションに戻ってきたらどれだけディフェンスがよくなるか、とても楽しみなんだ。」

ポジョは、ロバーソンの復帰を待ち望んでました。ロバーソンが復帰したら、どれだけサンダーのディフェンスが強化されるのか、楽しみでなりません。え、管理人の意見は聞いてないって?ですよねー(苦笑)

サンダーのエースストッパーであるロバーソンは、相手チームのエースをディフェンスで苦しめます。弱点はシュート。シューティングガードだけど、シュートは入らない。矛盾したプレイヤー。

そういえば、ベン・シモンズもシュート苦手だよね。こないだのオールスターの記事書いた時に分かったんだけど、今シーズンスリー1本しか打ってないんだね。そこまで苦手だったとは…。

でも、シモンズはシュート入らないから、ダメな選手かと言うと、全くもってそんなことはないよね。逆に言うと、シュート以外の貢献がとてつもなく大きい。シクサーズが強い一因が、彼の存在だし。

ロバーソンにも同じことが言えます。ディフェンスでの貢献が本当に大きい。実は、ディフェンスだけじゃないんだけど、それは後編で。

最近のサンダーは、嬉しいことに、ファーガソンが3&Dとして、台頭してきました。ロバーソンがシュート得意じゃないこともあり、ロバーソンが復帰しても出番が少ないのではと思う方もいるかもしれません。

そういえば最近、ロバーソン不要じゃないか?というツイートを見たらしいサンダーファンの方が反論してたな。ロバーソンは必要だと、ツイートしてたのを見た気がする。熱いサンダーファンでした。

管理人も反論していたサンダーファンの方と同じ考えです。管理人の考えでは、そもそもファーガソンとロバーソンは、ポジションはSGだけど、明らかに異なるタイプのプレイヤーです。

そして、両選手ともに、サンダーに必要であると思ってます。そもそも、ロバーソンは3&Dじゃないしね。はいそこ、スリーがないからとか言わない。

そこで、今回はファーガソンとロバーソンの違いと共に、ロバーソンの魅力を書いていきたいと思います。ファーガソンは、他の記事で、ちょいちょい誉めてるから、今回はあまり触れないよ(笑)

【注意】管理人はバスケやってるけど、戦術とか技術系の話は、あんまり分かってないから、的外れだった場合は、笑ってスルーでお願いしますm(_ _)m

フィジカルの強さとボールマンディフェンス

ロバーソンとファーガソンは、同じ身長(201cm)ですが、体重が9kg違いました。ロバーソンが95kgで、ファーガソンが86kgね。ファーガソンは、これでも去年よりフィジカル強くなったんだけど、まだ足りない模様。

ちなみに、今年のオールスターSGの体重はこんな感じ。

ジェームス・ハーデン:99kg
クレイ・トンプソン :97kg
ビクター・オラディポ:95kg
ブラッドリー・ビール:93kg

SFのミドルトンは、100kg。ハーデンとそんな変わらなかったんだね。ハーデンって、意外と重いのか。髭が多いからか!?
こうみると、残念ながらファーガソンが軽すぎだったよ。もっとご飯食べてくれ。

なお、我らがウェストブルックの体重は、90kg
ファーガソンの方が、軽かったのかい!?
でも、ポストアップに対するウェストブルックのディフェンス見ると納得か。簡単に押し負けないし、逆に、オフェンスでは、ポストアップでゴリゴリやってるし。

脱線しましたが、ロバーソンの話に戻ります。他のSGと比べると、体重はあまり変わりませんが、フィジカルもあるロバーソンは、レブロンみたいにゴリゴリ押し込んでくるSFにもつけます。

ファーガソンはまだフィジカルが強くないので、流石にレブロン相手だと厳しいような。多分、ポストアップからゴリゴリ押し込まれて、ファールがかさみそう。どんな感じになるか、ちょっと見てみたい気も。

ロバーソンは、本当にレブロンにつけるのかい?
誰だ、疑っているのは!?という事で、過去の試合で確認してみましょう。

2017年2月のキャブス戦。ロバーソンのレブロンに対するディフェンスを見てみよう。このシーズンはポジョが入る前。オラディポ&サボニスがいた時で、オラディポがSGで、ロバーソンはSFとして出てました。懐かしい。

相手がレブロンなので、流石に決められる時もあるけど、それでも苦しめてるよ。このシーズンの平均得点より8点低く、FG%も良くないしね。

レブロン・ジェームス
[本試合のスタッツ]
18pts, 7ast, 3tov
FG%:42.1%(8/19) 3P%:25%(1/4) FT%:33%(1/3)

[16-17シーズン 平均スタッツ]
26.4pts, 8.7ast, 4.1tov
FG%:54.8% 3P%:36.3% FT%:67.4%

最初は、レブロンがポストアップからのアイソレーションで、ゴリゴリに1対1を仕掛けてくるんだけど、そんなに押し込まれない&チェック行ってるので、簡単にシュートを打たせてません。

レブロンがフェイクしても、つられて跳んでないのもポイント。ファールの誘いには乗らないぜ!困るレブロン。

また、ドライブ仕掛けても止めるし、スクリーンかけられても、追っ掛けてブロックしてるよ。恐らく、イライラしてるレブロン。

自分で攻めるのは効果的ではないと思ったのか、前半途中から、レブロンが自ら攻める回数を減らしてきます。レブロンが起点となってパスを出し始め、周りにシュートを打たせてきたよ。

なお、そっちの方が効果的だった模様。流石のロバーソンも、そこまではフォローできなかった(苦笑)

ただ、レブロンに対するオフェンスは、あまりやられてなかったし、タフショットも打たせてたので、上出来じゃないかと。今より2歳若いレブロンを20点未満に抑えたし、FG%もシーズン平均より10%以上下がってるしね。フィジカルでも負けてなかった印象。

もうひとつ、ボールマンディフェンスで、ロバーソンの特徴が出てた試合があったので、紹介します。2017年12月のラプターズ戦。主な相手は17-18シーズンにオールスターだったデローザン。

デマー・デローザン
[本試合のスタッツ]
15pts, 2ast, 2tov
FG%:25%(4/16) 3P%:0%(0/3) FT%:100%(7/7)

[16-17シーズン 平均スタッツ]
23.0pts, 5.2ast, 2.2tov
FG%:54.8% 3P%:36.3% FT%:67.4%

デローザンは、スクリーンを使って攻めようとするのですが、ロバーソンがスクリーンにかかっても、アダムスがショーディフェンスしている間に、すぐにつき直すことが多く、デローザンは攻めづらそう。スクリーンをかわして付き続けることもあるかな。

また、速攻でデローザンがレイアップに行く時もロバーソンがずっとついていき、ちゃんとチェックまで行ってます。地味なんだけど、ああいうチェックって効いてるんだよね。

ひたすら追いかけるロバーソンに対し、なかなか気持ち良く打てないデローザン。さらっとブロックやスティールをしたり、さらにコリソン直伝と思われるテイクチャージもやってます。何でもやってるな。

ちょっと脱線するけど、意外とブロックしているイメージだったので、ロバーソンの過去2シーズンの平均ブロック数を調べてみたよ。

16-17シーズン:1.0blk (ガードでは、リーグ1位)
17-18シーズン:0.9blk (ガードでは、リーグ5位)
※ 17-18シーズンの1位はダニー・グリーンで、1.1blk

という訳で、ガードの中では、トップクラスのブロッカーでした。今シーズンのファーガソンは、平均0.3blkなので、ここでもロバーソンと差がありました。

とはいえ、比較するシーズンも異なるし、出場時間もロバーソンがやや多いので、今回の比較値は参考値程度に見ておいてください。

オフボールディフェンスとクラッチディフェンス

ロバーソンの方が、オフボールディフェンスのレベルが高いです。二人とも、同じ身長(201cm)ですが、ウィングスパンが6cm違いました。ロバーソンが211cmで、ファーガソンが205cmね。あれ、同じこと書いたっけ?

脱線するけど、「ロバーソン ウィングスパン」でググったら、数値が出てきたよ。グーグルさん、半端ないぜ!ちなみに、ファーガソンはフルネームで検索しないと出ないよ。

という訳で、ウィングスパンを活かしたオフボールディフェンスを見てみよう。2017年のクリスマスゲーム。ロケッツ戦。

ジェームス・ハーデン
[本試合のスタッツ]
29pts, 14ast, 1tov
FG%:38.9%(7/18) 3P%:27.3%(3/11) FT%:85.7%(12/14)

[17-18シーズン 平均スタッツ]
30.4pts, 8.8ast, 4.4tov
FG%:44.9% 3P%:36.7% FT%:85.8%

マッチアップ相手は、ハーデン。点もシーズン平均と同じくらい取られてるし、アシストも多くされてしまってます。相手はMVPなので、仕方ないか。こう見るとハーデンって、やっぱり凄い。ただFG%はかなり低め。2P%は57%(4/7)なので、スリーに苦しんでいたハーデン。得点の4割はフリースロー。

この試合では、ハーデンがボールを持ってない時は、密着してディナイしてます。簡単にハーデンにボールを渡さない形を徹底。こういうオフボールディフェンスって、ハーデンからすると、ボールもらうのに、余計な体力を消費しなきゃいけないから、嫌だと思うよ。勿論、ロバーソンも疲れるんだけどね。ある意味、ガマン勝負か。

前後半ともに、ロバーソンがハーデンへのパスをスティールして、ウェストブルックのワンマン速攻につなげているシーンがありました。特に、後半のハーデンのバックドアに対してのスティールは、なかなかできないやつだと思うよ。お見事。

ちなみに、試合序盤のスティールは、カぺラのミスなので、カウントしてないよ。

あと注目すべきは、残り30秒でサンダー3点リードの場面。ロバーソンがハーデンのスリーをブロック!クラッチディフェンス!

更に、自ら走り、逆速攻で点を取ってます。ブロック後、すぐに走ったロバーソン。トランジションの切り替えの早さもロバーソンの良いところ。誉めまくる管理人。ロバーソン信者なのがバレるな(笑)

この場面はとても重要で、ハーデンにスリーを喰らっていたら同点だったのを、ブロックからの逆速攻に変えたロバーソン。±5点分の働き。

また、最後のロケッツのオフェンスにて、エリック・ゴードンのドリブルをさりげなくチップして、ボールロストさせています。クラッチディフェンス、再び!

このように、クラッチタイムに、ディフェンスで貢献できるロバーソン。クラッチタイムなら、ハック戦術できないので、相手はロバーソンをベンチに追いやれないよ。

ちなみに、ロバーソンが付いているときのハーデンのスリーは1本も入ってなかったね。たまたまなのか、ロバーソンのチェックが効いていたのかは不明。ただ、多少なり、チェックの影響はあったんじゃないかな。

クラッチディフェンスの場面、他の試合にもあったので紹介しておきます。見たことある人多いかも。8位と7位のシーン。

8位は、同点で残り30秒、ハーデンのスリーをブロック!
7位は、1点リードで残り6秒、ブッカーのレイアップをブロック!
どちらもクラッチタイムでのディフェンスです。こうみると、やっぱり貢献度が高いね。

これだけ、ディフェンスで張り付いてると、ファールもかさみそうですが、シーズン平均を見ると、そうでもないです。

16-17シーズン:平均2.6PF (平均出場時間 30.1min)
17-18シーズン:平均2.3PF (平均出場時間 26.6min)

ちなみに、今シーズンのファーガソンが出場時間23.4minに対し、3.0PFでした。ファールトラブルにならないのも、良いディフェンダーの要素。頑張ろう、ファーガソン。

という訳で、今回はここまで。後編では、ロバーソンがディフェンス以外で貢献していること、ファーガソンに勝っている点について、書いていきます。

本当は、一つの記事として書くつもりだったんだけど、思いのほか長くなってしまったので、分けました。それだけ、ロバーソンの魅力が多かったってことかな。オールスター後の復帰、待ってるよ!

※今シーズンのファーガソンに関するスタッツは、2019/02/03のものです。

【おまけ】

ハーデンを苦しめたロバーソンのディフェンスハイライトがあったので、紹介しておきます。2016-17シーズンのプレーオフ第4戦。
管理人みたいに、今シーズンでのロバーソンのディフェンスが早く見たい方は、これを見て、ロバーソン復帰まで我慢してください(苦笑)

ジェームス・ハーデン
[本試合のスタッツ]
16pts, 7ast, 7tov [29.1pts 11.2ast 5.7tov]
FG%:31.3%(5/16) 3P%:0%(0/7) FT%:85.7%(6/7)

[16-17シーズン 平均スタッツ]
29.1pts,11.2ast, 5.7tov
FG%:44.0% 3P%:34.7% FT%:84.7%

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