先日、今季のサンダーは、逆転勝利が多い気がするねって事で、実際どうだったのかを調べた記事を書きました。
この記事を書いて分かったのは、今季の大逆転勝利は3回ありましたが、3回ともアウェイの試合でした。基本的には、アウェイよりホームの成績の方が良いのが普通です。ファンの応援もあるし、審判も心理的にホーム寄りになることが多いですからね。
ただ、アウェイでの逆転劇が結構あったということは、アウェイの方が良い成績を残している選手が結構いるのではないか?と思い、調べてみました。
各選手における、ホーム&アウェイの成績を比較しよう
今回の対象は、平均出場時間が20分を超えている選手。ラス、ポジョ、アダムス、ジェラミ、ファーガソン、シュルーダーの6人です。
ラッセル・ウェストブルック
ホーム | アウェイ | |
出場時間 | 35.0 | 36.1 |
平均得点 | 21.5 | 21.9 |
FG% | 40.4% | 43.0% |
3PA | 4.21 | 5.12 |
3P% | 26.7% | 23.4% |
2PA | 15.3 | 14.7 |
2P% | 44.1% | 49.9% |
FTA | 6.9 | 5.7 |
FT% | 66.9% | 64.1% |
リバウンド | 11.5 | 11.0 |
アシスト | 11.3 | 11.1 |
スティール | 1.87 | 2.52 |
ブロック | 0.48 | 0.38 |
ターンオーバー | 4.63 | 4.60 |
オフェンス レーティング | 102 | 104 |
ディフェンス レーティング | 102 | 104 |
何で、オフェンスレーティングとディフェンスレーティングが、ホームとアウェイで共に同じなんだよ(笑) ほんと、面白いプレイヤーだな。
リバウンド、アシスト、ブロック、ターンオーバーもそんな変わらずだね。ラスに、ホームアウェイは、あまり関係無かった模様。
スタッツ比べると、FG%と2P%、スティールは、アウェイの方が良いね。3P%はホームの方がいいけど、数字的に見ると、かなり悪いな(苦笑)
やっぱりだけど、ホームアウェイ関係無く、スリー打ち過ぎだよね。それでも打つのが、我らがラッセル・ウェストブルック。メンタル激強。
そろそろブログで、ウェストブルックのスリーが良くなったって書きたいんだけどなー(苦笑) まだまだ時間がかかりそうですね。
ちょっと脱線するけど、ウェストブルックがスリー入れた時、分の悪いギャンブルに勝ったみたいな感覚で、とても嬉しくなるんだけど、これって管理人だけかな(笑)
(ラスがスリー打った時) 管理人:あー…。
(スリー外れた時) 管理人:ですよねー。分かってたよ。切り替えよう!(慣れてる)
(スリー入った時) 管理人:いやっほーーーーーーーい!!!
去年から癖になってしまっていて、とても困ってます。治せる方、募集中です。
ポール・ジョージ
ホーム | アウェイ | |
出場時間 | 35.0 | 37.5 |
平均得点 | 27.3 | 29.9 |
FG% | 45.8% | 44.8% |
3PA | 9.1 | 10.1 |
3P% | 45.3% | 36.6% |
2PA | 10.2 | 12.3 |
2P% | 46.2% | 51.5% |
FTA | 6.7 | 7.3 |
FT% | 83.0% | 84.4% |
リバウンド | 7.8 | 8.2 |
アシスト | 4.4 | 3.9 |
スティール | 2.33 | 2.24 |
ブロック | 0.52 | 0.41 |
ターンオーバー | 2.56 | 2.69 |
オフェンス レーティング | 120 | 117 |
ディフェンス レーティング | 103 | 106 |
ホームよりアウェイの方が、若干数字は落ちるものの、立派な成績を出しているPG13。管理人の中で、MVPにさせてあげたいランキング第1位。アウェイの方が得点してるのは、出場時間が長いからだね。アウェイの方がシュート打つ回数が多いのは、困った時に頼らざるを得ないから。エースだからね。
目を引いたのは、FG%はそんなに変わらないけど、3P%と2P%で数字が異なること。これも面白いよね。
ホームの方がスリー入るけど、アウェイはスリー入らない分、レイアップやダンクなど、リム周りでの成功率が上がっているのかな?
ホームアウェイ別の距離別シュート率が見つからなかったので、何とも言えない(苦笑)
というか、ホームでの3P%は、45%越えてるのか!?改めて見ると、かなりエグい数字。アウェイの3P%も悪くないのに、物足りなく見えてしまうね。贅沢過ぎるな(苦笑)
スティーブン・アダムス
ホーム | アウェイ | |
出場時間 | 33.3 | 34.5 |
平均得点 | 14.4 | 15.0 |
FG% | 59.9% | 61.5% |
3PA | 0 | 0.03 |
3P% | – | 0% |
2PA | 10.3 | 10.3 |
2P% | 59.9% | 61.7% |
FTA | 4 | 3.9 |
FT% | 52.9% | 57.0% |
リバウンド | 8.5 | 10.3 |
アシスト | 1.8 | 1.6 |
スティール | 1.65 | 1.48 |
ブロック | 0.65 | 0.86 |
ターンオーバー | 1.69 | 1.55 |
オフェンス レーティング | 120 | 126 |
ディフェンス レーティング | 105 | 107 |
アウェイの方が成績良い人を発見。オフェンスレーティングとディフェンスレーティングの差が、アウェイの方が良いね。シュート率とリバウンド、フリースローが、アウェイの方が高い数字。
これは仮説だけど、ホームの場合は、他のメンバーが好調なことが多いから、アダムスが頑張りすぎなくても、勝てるよね。
だけど、アウェイの場合は、ホームに比べて不調の選手が出てくるから、その分アダムスが頑張って穴埋めしている可能性がありそう。
ホームだと、アウェイに比べて、リードする展開が多いから、ある程度リードしてたら、オフェンスリバウンドも無理に取りに行く必要ないしね。
ちなみに、オフェンスリバウンドは、ホームで4.0、アウェイで4.97だったよ。意外と管理人の仮説も間違いじゃなさそうかも(低姿勢)
ただ、アウェイの方がフリースローの確率が良いのは何でだい?そこは解せぬよ。
スタッツだけ見ても、アダムスはが欠かせないプレイヤーというのが分かるし、見えないところでも働いているのは、素晴らしいよね。オールスターブレークは、ゆっくり休んでください。
ジェラミ・グラント
ホーム | アウェイ | |
出場時間 | 31.9 | 32.6 |
平均得点 | 13.3 | 12.9 |
FG% | 52.8% | 51.3% |
3PA | 3.3 | 2.8 |
3P% | 37.9% | 36.6% |
2PA | 6.1 | 6.7 |
2P% | 60.9% | 57.5% |
FTA | 2.9 | 3.0 |
FT% | 68.0% | 69.3% |
リバウンド | 4.5 | 5.7 |
アシスト | 0.9 | 0.9 |
スティール | 0.73 | 1.07 |
ブロック | 1.31 | 1.41 |
ターンオーバー | 0.77 | 0.93 |
オフェンス レーティング | 121 | 118 |
ディフェンス レーティング | 107 | 108 |
ジェラミもポジョと同じく、若干アウェイでの数字が落ちている程度でした。アウェイでも、なかなか良い成績を残しています。
ちなみに、ジェラミはここ1ヶ月でスリーの確率が42.9%と、数字を伸ばしてました。マジか。頼もしいプレイヤーになってきましたね(歓喜)
ジェラミがケガしたタイミングで、オールスターブレークが入って良かったのが、不幸中の幸い。ジェラミはサンダーにとって、欠かせないプレイヤーになったからね。ゆっくり休んで、ケガを治してください。
テレンス・ファーガソン
ホーム | アウェイ | |
出場時間 | 25.1 | 23.9 |
平均得点 | 7.8 | 5.8 |
FG% | 46.5% | 40.6% |
3PA | 3.7 | 3.6 |
3P% | 39.5% | 37.2% |
2PA | 2.5 | 1.7 |
2P% | 56.9% | 47.7% |
FTA | 0.8 | 0.3 |
FT% | 66.7% | 62.5% |
リバウンド | 2.1 | 1.5 |
アシスト | 0.8 | 0.8 |
スティール | 0.96 | 0.27 |
ブロック | 0.30 | 0.19 |
ターンオーバー | 0.61 | 0.46 |
オフェンス レーティング | 114 | 108 |
ディフェンス レーティング | 110 | 116 |
ファーガソンは、アウェイだと、まぁまぁ数字落としてました。目立つのは、オフェンスではFG%と2P%、ディフェンスではレーティングかな。スティールもか。
とはいえ、彼の仕事のひとつであるスリーに関しては、アウェイでも、そこまで悪くなかったです。シューターで37.2%なら、まぁまぁなんじゃないかと。甘いかな?ウェストブルック見てるせいで、甘くなってる可能性は否定できないな(汗)
これからの課題としては、アウェイでのディフェンスレーティングを上げることだろうね。要は、ホームと同じ様に、ディフェンス頑張ろうってことかな。管理人のイメージだと、アウェイでもそんなにディフェンスダメだったイメージは、無いんだけどね。開幕序盤が響いたのかな。
デニス・シュルーダー
ホーム | アウェイ | |
出場時間 | 26.6 | 29.8 |
平均得点 | 14.3 | 17.1 |
FG% | 41.8% | 43.2% |
3PA | 4.0 | 4.5 |
3P% | 33.0% | 38.4% |
2PA | 8.9 | 10.4 |
2P% | 45.7% | 45.2% |
FTA | 2.7 | 3.1 |
FT% | 82.6% | 81.6% |
リバウンド | 2.6 | 4.0 |
アシスト | 4.3 | 3.9 |
スティール | 0.88 | 0.96 |
ブロック | 0.12 | 0.18 |
ターンオーバー | 2.27 | 2.36 |
オフェンス レーティング | 100 | 104 |
ディフェンス レーティング | 108 | 110 |
アウェイの方が成績良いプレイヤー、二人目発見。アダムスは何となく分かるけど、シュルーダーは何で?いや、アウェイに強いプレイヤーがいるのは、良いことなんだけどさ。実は、ホームのファンが多いと緊張するタイプだったのか!?
特筆すべきは、3P%が5.4%も異なること。普通、ホームの方が確率上がるんじゃないかな?2P%は、ほぼ変わらずだから、そりゃあFG%はアウェイの方が上がるよね。
アウェイの成績が良い理由ってなんだろうね?多分、アレだよアレ。最近、アウェイでたまによくある、シュルーダータイム。試合中、急に覚醒して、高確率でガンガン入れまくる、よく分からないけど嬉しいやつ。
噂のシュルーダータイム
という事で、ちょっと脱線します。最近何度かあった、噂のシュルーダータイムをご紹介。シュルーダータイムがあったから、勝てた試合と言っても過言じゃないよ。
1/30 @オーランド・マジック
アウェイでのマジック戦。
3点ビハインドで迎えた4Q。残り10分で、シュルーダーがミドルを決めたことがきっかけで、シュルーダータイムが始まりました。ここから残り5分10秒までの間で、まさかの18得点を叩き出します。マンガでもなさそうな展開(苦笑)
シュルーダーの活躍で、逆転に成功したサンダーは、そのまま勝利をおさめました。出来すぎじゃないかい!?(笑)
2/2 @マイアミ・ヒート
先程のマジック戦から3日後の試合。
2Q残り11分34秒に、この試合の初得点をあげると、 残り2分35秒までの約9分間で、24得点を叩き出します。何と2QのFG%は、9/9で100%!! またも出来すぎ。毎試合やってくれてもいいんだよ(強欲)
前の試合のマジック戦4Qの勢いが、この試合でも出てた印象でしたね。
2/10 @ヒューストン・ロケッツ
こないだのロケッツ戦。例の大逆転試合。
3Q残り3分21秒の5点ビハインドから残り51.9秒までの間に、13得点を叩きだし、同点に追いつきます。大体2分半くらいで、13点取るって何なんだ(苦笑) 素晴らし過ぎる活躍。誰か、シュルーダータイムが発動する条件を教えてくれ!
ロケッツ戦の大逆転勝利に貢献した、シュルーダーでした。
まぁ、シュルーダータイムが起きたのは、ここ最近なので、アウェイでの成績が良いのは、他の要因の方が大きいんだろうね。それが何なのかは分からないという、最近このブログでよくある困ったやつ(苦笑) これはブログの読者減りますな…(泣)
そして、このままだと、管理人がシュルーダータイムを紹介したかっただけなのが、バレてしまいますよ…!これは、マズイ。ごまかすか、もみ消すか、堀田番長と桜木軍団に何とかしてもらうか…。まぁ、いっか。諦めよう。
本題に戻ろう
茶番は置いといて、本題に戻ります。
はいそこ、「茶番は てめえが」とか言わない。
シュルーダーがアウェイで強いのは、プレーオフでは好材料だと思ってます。プレーオフでは、アウェイでも勝たなきゃいけなくなる試合が出てくるから、アウェイで強いプレイヤーは必要。
しかも、試合の流れを変える力を持つシックスマンならなおさら。シュルーダーには、プレーオフでも活躍してくれることを期待しています。
という事で、今回紹介したプレイヤーでは、アダムスとシュルーダーが、アウェイの方が良い成績でした。ラス、ポジョ、ジェラミは、アウェイでもホームと比べて悪くない成績だったね。ファーガソンは、アウェイでも頑張って!
今回書いてて、他のメンバーも気になったので、次回はシュルーダー以外のベンチメンバーについて書いていこうかと。後編も長くなりそうだなー(苦笑)