いきなりですが、このブログは、ウェストブルック&サンダーブログです。
ただ、前回の記事で書いた通り、ウェストブルックがロケッツに行ったので、ロケッツについても、嗜む程度ですが、書いていくつもりです。
という訳で、ロケッツを知ってみよう編 第1回目となります。2回目以降はあるのだろうか・・・!?
ロケッツブログと言えないのは、管理人がロケッツの事を知らなすぎて、ロケッツファンの方々に申し訳ないから(汗) にわかで、すみません(低姿勢)
という訳で、何かの間違いで、このブログにお越しいただいたロケッツファンの方々は、こんにちは(照)
気が向きましたら、適当に流し見していただければ幸いです。
ちなみに、ちょいちょい毒吐きます。ごめんなさい(←先に謝っておくスタイル)
で、本題ですが、ここ8シーズン位、ロケッツの試合は、サンダー戦でしか見ていない管理人。ロケッツ知識は、まだレベル1です(汗) ドラクエで言うと、スライムと激闘を繰り広げられるレベル。
そんな管理人が抱くロケッツのイメージは、ミドルはあまりにも打たずに、なるべくスリーを打ってくる印象が強いです。ざっくり過ぎるな(汗)
という訳で、まずは昨シーズンのスタッツを確認します。
ロケッツのスタッツ
項目について先に補足しておくと、PTSが得点、ORBがオフェンスリバウンド、DRBがディフェンスリバウンド、 ASTがアシスト、STLがスティール、BLKがブロック、TOVがターンオーバーです。
3PAと2PAは、スリーポイントとツーポイントのシュート試投数、FG%~FT%までは、それぞれのシュート数と成功率を示してます。
OFFRTGは、オフェンシブレーティング(100ポゼッションでどれだけ得点が取れるか )、DEFRTGは、ディフェンシブレーティング(100ポゼッションでどれだけ得点を取られるか )、NETRTGは、ネットレーティング(レーティングの差分)を示してます。
ロケッツ | リーグ 平均 | リーグ トップ | |
PTS | 113.9 (11位) | 111.2 | 118.1 (MIL) |
被PTS (失点) | 109.1 (10位) | 111.2 | 104.7 (IND) |
OFF RTG | 114.9 (2位) | 109.72 | 115.0 (GSW) |
DEF RTG | 110.1 (17位) | 109.73 | 104.9 (MIL) |
NET RTG | 4.8 (5位) | -0.01 | 8.6 (MIL) |
FG% | 44.9% (25位) | 46.1% | 49.1% (GSW) |
3PA | 45.4 (1位) | 32.0 | 45.4 (HOU) |
3P% | 35.6% (10位) | 35.5% | 39.2% (SAS) |
2PA | 42.0 (30位) | 57.2 | 63.2 (SAC) |
2P% | 55.1% (3位) | 52.0% | 56.5% (MIL) |
FTA | 24.4 (7位) | 23.1 | 28.5 (LAC) |
FT% | 79.1% (10位) | 76.6% | 81.9% (SAS) |
ORB | 10.2 (14位) | 10.3 | 12.6 (OKC) |
DRB | 31.9 (29位) | 34.8 | 40.4 (MIL) |
AST | 21.2 (28位) | 24.6 | 29.4 (GSW) |
STL | 8.5 (5位) | 7.6 | 9.3 (OKC) |
BLK | 4.9 (19位) | 5.0 | 6.4 (GSW) |
TOV | 13.3 (6位) | 14.1 | 12.1 (SAS) |
被FG% | 46.6% (21位) | 46.1% | 43.3% (MIL) |
被3PA | 29.8 (3位) | 32.0 | 27.7 (UTA) |
被3P% | 34.0% (2位) | 35.5% | 33.9% (DEN) |
被2PA | 56.9 (13位) | 57.2 | 51.2 (MEM) |
被2P% | 53.2% (23位) | 52.0% | 47.9% (MIL) |
項目が多かったから、長くなっちゃったね(苦笑)
やっぱりスリー打っている数がリーグ1位で、2点のシュート回数は、リーグワーストだったロケッツ。
スリーの確率は、リーグ10位だけど、数値的に見たら、リーグ平均だったのは意外だったね。3P%1位のスパーズ(39.2%)、2位のクリッパーズ(38.8%)、ウォリアーズ(38.5%)と、非常に高かったので、平均値が上がったんだろうね。ちなみに、スパーズの3PAは、リーグワースト。ポポビッチらしいよ。
でも、2点シュートの確率は、リーグ3位と高確率だったよ。
噂によると、確率の低くなるミドルは打たないようにしているとか。どうするんだ、ウェストブルック(汗) ミドル乱発に定評のあるウェストブルックは、ミドル打つのを制限されるのか、それとも、逆に好き勝手やらせるのか。
面白かったのは、ロケッツの被3PAがリーグ3番目に少なく、被3P%がリーグ2番目に低かったこと。 自分たちはスリーをたくさん打つのに、相手には気持ちよくスリーを打たせなかったロケッツ。 理不尽じゃないかい!?(笑) 凄い徹底してるね。
ちょっと気になったのは、ディフェンスリバウンド。リーグ29位でした。昨シーズンは、ゴードンがSFになっていたから、スリーガードスタイルで、スモールラインナップになっていたからかな?
ウェストブルックが加入することで、ディフェンスリバウンドが増えるといいね。まぁ、サンダーでは、アダムスがビッグマンをスクリーンアウトして、ウェストブルックに取らせてたから、大きくは改善しないかもだけど。
ウェストブルックとクリス・ポール
今回は、ウェストブルックとポールのトレードだったので、昨シーズンの二人のスタッツを比較してみよう。これは、サンダーの記事でも流用できそうな予感!?
ポール | ウェストブルック | |
MIN | 32.0 | 36.0 |
PTS | 15.6 | 22.9 |
OFF RTG | 112.4 | 112.4 |
DEF RTG | 104.2 | 107.4 |
NET RTG | 8.3 | 5.0 |
FG% | 41.9% | 42.8% |
3PA | 6.1 | 5.6 |
3P% | 35.8% | 29.0% |
2PA | 6.3 | 14.5 |
2P% | 47.9% | 48.1% |
FTA | 3.5 | 6.2 |
FT% | 86.2% | 65.6% |
ORB | 0.6 | 1.5 |
DRB | 3.9 | 9.6 |
AST | 8.2 | 10.7 |
STL | 2.0 | 1.9 |
BLK | 0.3 | 0.5 |
TOV | 2.6 | 4.5 |
ウェストブルックは、3P%が低いけど、ポールはFG%があまり変わらないのか!?2PAが多いからだね。えっ、FT%が低すぎるって!?ここ2年で、シュート入らない呪いにかかっちゃって・・・(汗)
ちなみに、フォローすると、ウェストブルックの昨季3P%は、オールスター前までは24.9%だったけど、オールスター明けの3P%は34.1%でした。
えっ、フォローになってないって!?
そして、FT%に関しては、オールスター前は65.6%、オールスター後は65.7%でした。あれ、ほとんど変わってないじゃないか!?(驚愕)
なお、ウェストブルックのオフェンスリバウンドは、ガードではリーグ2位。結構オフェンスリバウンド取りに行くけど、何でそんな取れるんだ(驚愕) ちなみに1位は、ベン・シモンズで、2.2。シモンズは身長高いからね。納得。
ディフェンスリバウンドは、前述したとおり、アダムスがウェストブルックにディフェンスリバウンド取らせてたのもあるので多いけど、ロケッツではどうだろうね。サンダーのように、速い展開に持ち込むなら、カペラにボックスアウトさせて、ウェストブルックに取らせる手もあるけど、そこはダントーニ次第かと。
なお、オフェンシブレーティングは同じで、ディフェンシブレーティングは、ポールの方が上でした。ウェストブルックのディフェンスは、ムラがあるし、オフボールディフェンスは結構やらかすからね(苦笑)
ちなみに、ポストアップした相手には、凄く頑張るウェストブルック。あれ、ディフェンスサボるって、日頃から噂されているハーデンも、ポストアップした相手に対するディフェンスは上手かったような・・・。似た者同士なのか!?
ターンオーバーは、ウェストブルックの方が多いですね。これは、皆さんご存知の通りです(苦笑) ロケッツでの役割がどうなるかがまだ分からないけど、大きくは減らないんじゃないかなーと思ったり。
ちなみに、ターンオーバー数のリーグ1位はハーデンなので、リーグ1位(ハーデン)と2位(ウェストブルック)がロケッツにいます(驚愕) これは、ヤバいですよ!(汗)
まぁ、シーズン始まってみないとわからないし、役割によっては、どちらかのターンオーバー数は減るんじゃないかなと思ったり。甘いか・・・。
ロケッツのロスター
次に、ロスターを確認しよう。

※赤字が新加入選手です。
2-way契約のプレイヤーを除くと、こんな感じ。SGが多いな!?どこのサンダーだよ(汗) このロスターで合ってるか自信ないけど・・・。
気になるところがいくつかあるので、管理人がロケッツに対して抱いているイメージも含めて、挙げていきます。
ロスターのバランスが悪い?
SGが過多で、PGとSFが不足しているロケッツ。これは、アリーザが恋しくなるな(汗)
SGが多かったサンダーより、ロスターのバランスが悪かったロケッツ。スタートは、昨シーズン同様、ゴードンがSFにシフトするんだろうね。
ウェストブルックが休む時は、ハーデンがPGやりそう。でも、それだとウェストブルックとハーデンに、負荷が集中してしまうような…。
できれば、二人の平均プレータイムを34分台に抑えたいところ。理想は33分台。うん、それは無理だよね(汗) ヘッドコーチは、主力酷使に定評のあるダントーニだし。
二人以外で、PGやるとしたら、リバースかな?でも、PGリバースは、上手くいかなそうなイメージ。ごめんね、リバース。
そういえば、昨シーズンは、PGリバースって、やってたのかな?誰か、教えて(苦笑)
あとは、ウィングのディフェンダーがいないのが気になるかな。タッカー以外に、ハードワークできるディフェンダーがいるとだいぶ助かりそう。
アリーザを何とかして呼び戻したい、今日この頃。そういえば、シャンパートはダメだったのかい?
そして、ロケッツがイグドラに興味を持っている噂があったけど、このロスター見ると分かる気がする。イグドラいると、かなり助かると思うよ。
ウェストブルックはフィットする?
結論から言うと、ウェストブルックは、ロケッツには合うと思ってます。その理由のひとつがこれ↓
ロケッツプレイヤーの昨シーズン3P% (3PA2本以上)
プレイヤー | 3PA | 3P% |
ハーデン | 13.2 | 36.8% |
ゴードン | 8.8 | 36.0% |
グリーン | 6.0 | 35.4% |
タッカー | 4.7 | 37.7% |
リバース | 4.7 | 32.1% |
ハウス | 4.6 | 41.6% |
クラーク | 2.7 | 29.7% |
マクレモア | 2.2 | 41.5% |
3P%が35%以上のプレイヤーが6人も!
これは、ウェストブルックがドライブで切り込んだ後、キックアウトして、シューター陣にオープンスリーを打ってもらえる形が活きそうです。
元々、ロケッツって、スリーを打つ回数がダントツで多いチームだから、味方をオープンで打たせられるウェストブルックとは相性がいいはず。
ちなみに、前述しましたが、昨シーズンのロケッツは、3PA(スリー打った回数)が45.4。ぶっちぎりの1位。2位はバックスで、38.2。差がありすぎないかい!?
ちなみに、サンダーでウェストブルックの恩恵を受けていたのは、ジェラミ・グラント。
昨シーズンの3P%は39.2%で、ウェストブルックからのキックアウトパスを受けて、オープンでのコーナースリーが多かったです。
ロケッツの場合は、タッカーがコーナースリー打っているイメージなので、タッカーが一番恩恵を受けそうな予感。念のため、昨シーズンのタッカーについて、シュートエリアごとの確率を確認しておこう。開幕前の予習ね。
■タッカー 昨シーズンのエリア別シュート率

タッカーのスリーは、右コーナーが高くて、右45度と左コーナーはちょっと苦手っぽいね。それでも、33%台あるけど。
やっぱり、ウェストブルックからのキックアウトパスで、コーナースリーをオープンで打てる機会が増えそう。
まぁ、タッカーに限らず、基本的には、ウェストブルックのキックアウトで、オープンでスリー打てる回数が全体的に多くなるんじゃないかな。というか、なってくれないと困るか(汗)
勿論、ハーデンもオープンスリーを打つ機会が増えるはず。昨シーズン、ウェストブルックがポール・ジョージに打たせてた様に、ハーデンに打たせると予想。
例えば、昨シーズンは、下記動画のように、ウェストブルックが引き付けて、オープンのジョージに打たせてました。こんな感じでハーデンにもオープンで打たせられるかと。
サンダーファンとしては、ウェストブルックのキックアウトから、ハーデンがオープンスリー決めたら、それ見るだけでビール5杯は行けるな!えっ、アル中になるって!?望むところだ!(←違う)
あとは、ウェストブルックにスリーを打つ回数を減らすこと。ウェストブルックがスリー打ち過ぎることは、効果的じゃないからね(泣)
ウェストブルックとカペラ
ウェストブルックは、センターのカペラ&チャンドラーとも相性良さそうだと思ってます。
ウェストブルックがアダムスやノエルとやってたことは、カペラやチャンドラーとも出来そうです。
特に、アダムスとカペラって、結構似たようなプレイヤーだし、ハーデンとアリウープしまくってるから、すんなり合いそうな予感。
ただ、ちょっと気になってるのは、カペラって、ショートレンジのシュートはどうなの?完全に、ハーデンのパスでアリウープしてるイメージが強くて、他の印象が薄い(汗)
ちなみに、アダムスは、謎にフローターが上手かったんだよね。ウェストブルックからゴール下よりちょっと遠い微妙なレンジで貰った時に打つフローターは、結構決めてました。
あとは、点取れなくて困った時に、アダムスで1対1を仕掛けたり。カペラって、ポストアップして、1対1仕掛けてたっけ?
カペラは、フローター打ってなかった覚えがありますし、そもそもゴール下以外は、そんなに打ってないのかも。という訳で、ハイライトで確認しよう。
走るセンターなので、ウェストブルックが走った時は付き合ってくれそう。これは非常に頼もしい点かと。ハーデンが出したロングパスをウェストブルックが出すこともあるだろうね。
フックシュートも打てるみたいだけど、ポストアップは無かったね。チームがスリーを打たせる方針だからなのかも。ポストアップしても攻められないような、不器用な感じはしないけど…。実は、不器用なのかい!?
そして、やっぱりフローターは、あまり打ってなかったね。セルティックス戦のハイライトで1本あった位かな?見たハイライトでは、たまたまやってなかっただけかもだけど、結構この点は気になってます。
ウェストブルックとカペラで、ピック&ロールした際、ゴール下から微妙に離れた距離でカペラにパスが渡ったらどうするのか、気になるところ。フローター決めてくれると、心強いよ。
ちなみに、アダムスのフローターを多目に流してた動画があったので、参考までにをどうぞ。2シーズン前のやつだけど、やってることは今と一緒なので、お気になさらず。
ハイライト見ると、カペラはオフェンスリバウンドを頑張っている印象だったので、昨シーズンのスタッツを見たら、4.4でリーグ3位でした。立派な数字。ちなみに、2位がアダムスで、4.9。1位がドラモンドで、5.1。取り過ぎだな(笑)
一応、アダムスとカペラのスタッツを比較してみたよ。
カペラ | アダムス | |
MIN | 33.6 | 33.4 |
PTS | 16.6 | 13.9 |
OFF RTG | 114.0 | 112.6 |
DEF RTG | 108.7 | 105.9 |
NET RTG | 5.4 | 6.7 |
FGA | 10.9 | 10.1 |
FG% | 64.8% | 59.5% |
FTA | 3.9 | 3.7 |
FT% | 63.6% | 50.0% |
ORB | 4.4 | 4.9 |
DRB | 8.2 | 4.6 |
AST | 1.4 | 1.6 |
STL | 0.7 | 1.5 |
BLK | 1.5 | 1.0 |
TOV | 1.4 | 1.7 |
どちらもリーグ屈指のセンターなだけあって、なかなか良い数字を残してました。
カペラの方がFG%が高いのは、ポストアップで1対1を仕掛けないからかな?ロケッツが2点は確率の高い場合のみ打つようなルールっぽいから、カペラは1対1するのを禁じられてる可能性も・・・?流石に無いか(汗)
アダムスは、サンダーが点取るのに困ったら、とりあえずアダムスで1対1を仕掛けるのが結構あったからね。とりあえずビールみたいな感じ?(←違う)
ちなみに、アダムスのディフェンスリバウンドが少ないのは、前述したとおり、・・・えっ、しつこいって!? ということで、省略。
結構、似たような数字もあるけど、カペラはオフェンス寄りで、アダムスはディフェンス寄りのスタッツだね。でも、カペラって、アダムスよりも、アウトサイドプレーヤーへのディフェンスが上手かった気がするけどな。そこは、数字に表れにくい部分かな。
さて、今回はここまでとします(唐突) まだまだ書きたいことはあるのだけれど、これ以上長くなると、まとまらなくなりそうなので・・・。もうまとまらない気はしているけど(苦笑)
次は、遅くとも10月までには、書きたいところ。