ご無沙汰しております。年が明ける前に更新できてよかった・・・(安堵)
開幕してから、まだサンダーの記事を書いていなかったらしいよ!この事実に驚愕している今日この頃。ほんと、すみません(土下座)
ノーウェストブルックとなった、オクラホマシティ・サンダー。14試合を終えて、5勝9敗でウェスト12位(2019/11/20時点)。ぐぬぬ。
なかなか勝てず、苦しんでいますが、試合を見ている感じでは、内容的にはそこまで悪くない印象です。
昨季と比べると、ガラリと変わったサンダー。今季のサンダーがどんなチームなのか、確認していきましょう。書きたいことは山積みだよ(苦笑)
※本記事で掲載しているスタッツは、2019/11/20時点のものです。
昨季と比較してみよう
スタッツを比較しよう
という訳で、まずは昨季のスタッツと比較しました。長いから、流し見で大丈夫。
カッコ内の順位は、各シーズンにおけるリーグ順位です。
スタッツに関する項目の意味については、こちらをご参照ください。
18-19 シーズン | 19-20 シーズン | |
PTS | 114.5 (7位) | 105.7 (25位) |
FGA | 94.0 (1位) | 82.9 (28位) |
FG% | 45.4% (19位) | 45.4% (14位) |
3PA | 32.6 (13位) | 29.4 (27位) |
3P% | 34.8% (位) | 35.8% (13位) |
2PA | 61.3 (8位) | 53.6 (20位) |
2P% | 51.0% (19位) | 50.7% (17位) |
FTA | 25.0 (6位) | 25.4 (10位) |
FT% | 71.3% (28位) | 78.6% (10位) |
ORB | 12.6 (1位) | 8.1 (28位) |
DRB | 35.5 (11位) | 35.0 (19位) |
TRB | 48.1 (2位) | 43.1 (26位) |
AST | 23.4 (23位) | 21.3 (25位) |
STL | 9.3 (1位) | 8.2 (11位) |
BLK | 5.2 (12位) | 4.3 (24位) |
TOV | 14.0 (14位) | 15.9 (17位) |
OFF RTG | 109.8 (16位) | 104.3 (24位) |
DEF RTG | 106.5 (4位) | 104.7 (12位) |
かなり変わってました(汗) もう別のチームみたい。
目立ったレベルでの変化は、こんな感じ。
- フリースローの確率が上がった!
- 得点、FGA、オフェンスリバウンドが減ってる…
- ディフェンスレーティングが向上!
フリースローの確率が上がるのは、予想してた人も多かったんじゃないかな。スリーは、思っていたより上がってなかったね(汗)
っていうかさ、ターンオーバー増えてたのは意外なんですけど・・・。
とりあえず、一つずつ確認していきましょう。
スリーとフリースローの確率を見てみよう
サンダーの各プレーヤーについて、1試合平均のスリーとフリースローの試投数と確率を調べてみました。
3PA | 3P% | FTA | FT% | |
ポール | 4.0 | 41.1% | 5.2 | 87.7% |
シェイ | 4.3 | 38.3% | 4.3 | 78.3% |
ファーガソン | 2.9 | 39.5% | 0.2 | 100% |
ガリナリ | 6.6 | 41.3% | 5.8 | 92.6% |
アダムス | – | – | 2.5 | 29.6% |
シュルーダー | 4.3 | 28.3% | 2.8 | 76.9% |
ディアロ | 1.2 | 15.4% | 1.6 | 61.1% |
バートン | 1.6 | 45.5% | – | – |
ベイズリー | 2.1 | 36.7% | 0.9 | 58.3% |
ネイダー | 2.0 | 31.3% | 1.1 | 78.8% |
マスカラ | 3.1 | 23.5% | 0.5 | 83.3% |
ノエル | – | – | 1.9 | 81.5% |
ポールとガリナリ、スリーもフリースローも確率かなり高いんですが・・・(驚愕) サンダーのプレーヤーとは思えない(苦笑)
バートンの方が3P%は高いけど、ポールは3PA4本、ガリナリは3PA6.6本打ってての高確率だから、安定性はポールたちの方が上かな。バートンは7試合しか出れてないから、何とも言えない。もうちょっと出番あってもいいと思うけど、SG多いからね(汗)
シェイ、ファーガソン、ベイズリーもなかなか良い確率。シーズン通じて、これくらいの確率を維持できると頼もしいね。
逆に、苦しんでいるのは、シュルーダー、マスカラ。えっ、ディアロ!?ディアロは…、調子悪いとかじゃなくて実力(泣) 頑張ろう。
でも、ドライブからの得点やディフェンスで、かなり貢献しているディアロ。最近ケガの影響で試合出れてないけど(泣) ディアロのスリーが入れば、鬼に金棒。
というか、ファーガソンとディアロを足して2で積分したら、滅茶苦茶良いプレイヤーになりそうだな。・・・えっ、何か変なこと言ったかい?
マスカラは、スリーが入らずかなり苦しんでいました。シーズン序盤、10%切ってたからね(汗) 去年サンダーに蔓延していたシュート入らない呪いは、マスカラさんが全て背負った説、浮上。
徐々にシュートタッチを取り戻してきましたが、最近は出番がなくなりました(泣) っていうかさ、ドノバンはマスカラをセンターで起用しているけど、PFでの起用の方が良くないかい?
ストレッチ5にして、インサイドのスペース開けたりしたいのかもだけど、オフェンスリバウンド取る人がいなくなるから、あまり効果的ではなさそう。
オフェンスリバウンドの強かったガード陣のウェストブルックやロバーソンがいれば、取ってくれたかもだけど、ウェストブルックはもういないし、ロバーソンはまだ出れないからね(ノД`) っていうか、ロバーソン、今季も出れないってことないよね・・・(恐怖)
そして、シュルーダーもまた苦しんでました。3P%が去年(33.8%)より良くないので、何とか調子戻してほしいところ。
ウェストブルックがいなくなって、キャッチ&シュートでのスリーがちょっと減った(3.1→2.5)なのもあるけど、一番の原因は純粋にプルアップスリーの確率が下がってた。
■シュルーダー プルアップスリーの確率
18~19シーズン:28.7% (試投数 1.3本)
19~20シーズン:13.0% (試投数 1.6本)
ウェストブルックがいなくなって、自分が打たざるを得ない状況が増えてしまって、タフショットになってしまったってことかな?あんまりそんな印象無かったけど、今度注意してみてみよう。
フリースローについては、去年と比べて、全体的に確率上がってる感じかな?さりげなく、ノエルが80%超えてるのはお見事。ベイズリーは、スリー入るんだから、フリースローも入れられるはず。ポール先生とガリナリ先生に教わるんだ!
で、触れずにはいられないのは、アダムスのFT%。去年50.0%だったのが、29.6%まで下がってしまいました。どうしたんだ、アダムス。呪いか!呪いなのか!?
冗談はさて置き、管理人が誤算だったのは、アダムスが開幕戦から絶不調だったこと。ここ数年の勤続疲労なのかってくらいに動きが重く、フローターの確率もイマイチな印象。気のせい?
ウェストブルックがアダムスと離れて困るシーンが出てくるとは予想してたけど、逆のパターンは考えてなかったな。アダムスのアリウープがなくなったものね。
アダムスを活かせていないのもあるし、そもそもアダムスが不調っていうのもあるし、ちょっと根が深そうな気も。アダムスについては、もうちょっと様子を見てから、記事にするかも。
得点が減った理由
昨季と比べて、得点が減りました。オフェンスリバウンドの数が減ってるから、FGAが減ってしまい、結果として得点が少なくなるのは、理に叶ってるね。
■セカンドチャンスからの得点
18~19シーズン:15.5 (リーグ5位)
19~20シーズン:9.6 (リーグ29位)
オフェンスリバウンドが取れてないから、セカンドチャンスからの得点が減りまくってました(汗)
去年のサンダーは、オフェンスリバウンドの数がリーグ1位。「ガンガン打とうぜ」っていうスタイルで、外してもアダムスを筆頭にオフェンスリバウンドを頑張ってたからね。
サンダーのオフェンスリバウンドは、何とかしないといけないね。とりあえずスリーガードやめたら、少しは改善しないかね?
そうそう、こんな変化もあったよ。
■速攻での得点
18~19シーズン:18.2 (リーグ5位)
19~20シーズン:9.6 (リーグ30位)
■速攻での失点
18~19シーズン:12.3 (リーグ7位)
19~20シーズン:11.6 (リーグ5位)
速攻での得点が大きく減りました。半分近く減ってるじゃないか!?(驚愕)
これは、ウェストブルックからポールに変わったことが大きく影響していそう。ポールは時間使ってオフェンスするタイプだからね。例えるなら、「ガンガンいこうぜ」から「いのちだいじに」に変わった感じ。例え下手な管理人。
得点が伸びないのは、速攻が少なくなったことも影響していそう。オフェンス停滞した時には、速攻仕掛けて簡単に点が取れれば理想だよね。
ディアロとかファーガソンのように、走るメンバーもいるから、セカンドユニットには、ガンガン走らせてもいいんじゃないかと思ったり。
ただ、速攻での失点が少なめのは良いことだよね。簡単には点を取らせないようにしているのは、凄く大事。ということで、次のお話へ。
ディフェンスで変化した部分って何?
今季のサンダーは、ディフェンシブレーティングが良くなりました。まぁ、リーグ全体で見ても、ディフェンシブレーティングは良くなってますが、それを差し引いても良くなった部分がありました。
■サンダーの被3P%
18~19シーズン:35.6% (リーグ16位)
19~20シーズン:31.8% (リーグ3位)
相手のスリーを簡単に決めさせなくなりました。ここが改善されたのは大きいよ。昨シーズンのスパーズ戦は、トラウマだぜ!
ただ、競った試合の終盤では、相手にスリーを入れられている覚えが・・・。最近だと、バックス戦のブルック・ロペスだったり、クリッパーズ戦のポール・何とかさんだったり、レイカーズ戦のKCPだったり。あくまでも個人の印象だけど。
サンダーが強豪相手に接戦まで持ち込めてはいるんだけど、終盤ではディフェンスで踏ん張り切れてないのか、追いつけずに負けてしまうのは悔しいよね(泣)
ちなみに、今季5点差以内での勝敗は、0勝6敗。マジかよ。シクサーズ戦は延長戦で勝ったから、1勝として数えてもいいかもだけど、それでも1勝6敗。ぐふっ。
折角、強豪相手に接戦に持ち込んでいるので、何とか接戦で勝ってくれると嬉しいんだけどね。欲張りかな?
ということで、今季のサンダーは、まだまだ課題があるのでした。でも、再建のシーズンだし、期待の若手がいるから、未来は明るいと思うよ。
という訳で、次回は若手について書くつもりです。書くのは、シェイか、ギルジャスか、アレクサンダーか・・・。