コンニチハ!ルイ! (by 実況)
日本人で初めてのNBAドラフト1巡目プレイヤーである、八村塁。
NBAでどれだけできるのか、楽しみしてましたが、ワシントン・ウィザーズでスタメンに抜擢され、頑張っていました。
しかも、思っていた以上に活躍してるじゃないか!?これは、八村塁の活躍っぷりを確認せざるを得ない!という訳で、八村塁の成績と課題について、確認してみました。
ちなみに、管理人はウィザーズの試合は、そこまで見れてないので、的外れなことを書いている可能性はかなり高いです。その場合は、笑って許していただければ幸いですm(_ _)m
なお、スタッツに関する項目の意味については、こちらをご参照ください。
※本記事で掲載しているスタッツは、2019/12/11時点のものです。
八村塁の主なスタッツ
出場時間・得点に関するスタッツ
まずは、八村塁の出場時間と得点について調べてみました。スタッツが新人の中で10位以内に入っている場合は、カッコ内に順位を記載しています。
出場時間:29.7 [新人中 5位]
PTS:14.4 [新人中 4位]
ルーキーで、この成績は立派。ほんと、凄いわ。
ルーキーシーズンから、出場時間を30分近くもらえるとは思っていなかったし、ましてや平均して2桁得点取れるとは思っていませんでした。凄いの一言。
得点は良い感じで取っているけど、確率はどうなのさ?
っていう訳で、次はシュート率を見てみました。
FG%:48.1% (6.0 / 12.6)
3P%:20.0% (0.4 / 2.0)
2P%:53.3% (5.7 / 10.6) [新人中 3位]
FT%:86.3% (1.9 / 2.2)
それぞれ確認していきましょう。
八村塁は、スリーが苦手
皆さんご存知の通り、八村塁の課題のひとつは、スリー。結構、ワイドオープンで打っているんだけれども、決め切れないのは苦しいところ。
ちなみに、ウィザーズには、シューターのベルタンズがいるんだけど、今季絶好調。
なんと、3P%が46.5%(4.0 / 8.6)!どこのステフィン・カリーだよ!?って言ってしまいたくなるほど素晴らしい数字を残しています。
ベルタンズは昨季までスパーズにいたので、スパーズは後悔してそう。
ベルタンズが好調なのもあり、一時期は八村塁のプレータイムが減っている印象でしたが、最近は二人同時に起動する場面も増えているようです。
・・・どう考えても、八村塁とベルタンズを足して2で割れば、ちょうどいいと思うんだ。フュージョンするか、トム・ブラウンに頼んで合体してもらいたいところ・・・。
ちょっと脱線しますが、管理人は、サンダーとロケッツを応援してるんだけど、ウィザーズとの試合見てたら、八村塁が活躍しまくってて困った覚えがあるよ(汗)
最初は、「八村塁、やるじゃないか!」って感じで見てたんだけど、途中から「もうやめてくれ!」ってくらいに活躍されて、非常に困った覚えがあるよ。特にロケッツ戦ね。
スリー、3本打って、3本とも決めてきたからね。他の試合でやってくれ!って何度思ったことか(苦笑)
折角だから、ロケッツ戦のハイライト貼っておこう(唐突)
そういえば、この試合で初めてスリー決めたんだね。スリーだけじゃなく、ターンアラウンドでのシュートも難なく決めてきて、非常に厄介だったよ。
高確率の2P%とフリースロー
八村塁、スリーは苦手だけど、逆に2P%はかなり高確率。NBAでこの数字残せるのは、ホント凄いよ。凄いばっかり言ってて、語彙力のない管理人(泣)
八村塁は、キャッチ&シュートよりは、プルアップでのミドルシュートが得意みたいね。2点エリアでのプルアップシュートとキャッチ&シュートの確率を見たら、こんな感じでした。
プルアップシュート:47.6% (1.3 / 2.7)
キャッチ&シュート:38.1% (0.3 / 0.9)
小数点以下で誤差があるから、若干数字に違和感があっても気にしないでね(汗)
プルアップシュートでの確率が高いのは大きな強み。プレースタイル見ると、セカンドユニットでのファーストオプションが、向いてそうな気もするんだよね。
逆に、キャッチ&シュートの確率は上げておきたいよね。勝負所では、ウィザーズのエースであるビールがファーストオプションで攻めるのだから、ビールにディフェンスが寄った時に、パスが来ることもあるはず。
実際、今日のホーネッツ戦でも、4Q終盤でビールから八村塁にパスが来て、キャッチ&シュートしてたしね。決めたかったね。まぁ、打ったのはスリーだったけど。
やっぱりゲーム終盤になると、キャッチ&シュートで打つ可能性が高いよね。
そこで、キャッチ&シュートの確率を上げておくと、ウィザーズの攻め方に、バリエーションが増えるし、チームにとっても使い勝手の良い選手になれるよ。今すぐベルタンズに弟子入りするんだ!
・・・書いてていててふと思ったけど、なんかもう、八村塁をルーキーとして見てない自分がいるよ(苦笑) 活躍度合いが、完全にNBA選手だもの・・・。
また、八村塁の強みの一つとして、フリースローの確率が高いこと。86.3%って、かなり高確率だよ!
プレシーズンでは、8本打って1本しか入らなかった試合があったので心配してたけど、何の問題もなかったね。騙された管理人。えっ、勝手に騙されただけだって!?
欲を言えば、もっとフリースローを打つ回数が増えると良いよね。折角、確率高いのだから、シュートファールを誘うプレーができるといいのかも。
ただ、開幕当初に比べたら、最近はフリースローを打つ回数も増えつつあるので、今後はもっと増えていくかもね。良い傾向。
八村塁のエリア別シュート率
次に、八村塁のエリア別シュート率を調べてみました。

こう見ると、改めて、スリーが苦手なのが鮮明になってしまうね(汗) 頑張ろう、八村塁。
でも、スリーポイントの内側は、良い感じの確率だね。というか、スリー以外では、大きく苦手としているエリアがないのかな。そして、左サイドからのシュートが得意だったんだね。
これでスリーが入るようになったら、かなり凄い選手になるね。これは、期待せずにはいられない!
クウォーターごとの得点
また、八村塁のクウォーターごとの平均得点を確認してみました。
クオーター | 出場時間 | 得点 | シュート率 |
1Q | 8.1 | 4.0 | 42.4% (1.7 / 4.0) |
2Q | 7.9 | 4.3 | 57.9% (1.9 / 3.3) |
3Q | 8.7 | 4.3 | 47.8% (1.9 / 4.0) |
4Q | 7.7 | 2.7 | 41.4% (0.8 / 1.9) |
2Qのシュート率が高いね。4Qのシュート率が低くなるのは想定してたけど、1Qのシュート率も良くないんだね。意外。
ちなみに、23試合中、8試合は4Qにて出番無しでした。でも、最近は4Qでもプレータイムもらえてるからね。ヘッドコーチのスコット・ブルックスから信頼を勝ち取ったかな?
そうそう、八村塁ってさ、結構シュートブロックされてない?試合やハイライト見てて、ブロックされてるシーンを目にしてたので、ついでに調べてみました。
開幕から12/11時点での被ブロック数は31個。1試合平均で、約1.35回ブロックされていることになります。やはり結構ブロックされていた八村塁。
何とこの数字は、リーグ11位(汗) マジかい!? NBAの洗礼を受けている八村塁。ここは改善したいところだね。
八村塁のディフェンスは?
八村塁の得点に関しては、何となくわかりましたが、ディフェンス面はどうなの?ということで、調べてみました。
ウィザーズのディフェンスレーティング:116.4 (リーグ最下位)
八村塁のディフェンスレーティング:123.3
ディフェンシブレーティングとは、100ポゼッションでどれだけ相手に得点を取られるかを示した数値で、数字が低いほど、ディフェンスが良いことになります。
ウィザーズは、今日(12/11)時点で、リーグで一番ディフェンシブレーティングが高いため、守備に問題があることが分かります。ちなみに、オフェンシブレーティングはリーグ5位。ガンガンいこうぜなチーム。豊玉か。
そして、八村塁は、ウィザーズの中で、一番ディフェンシブレーティングが高かったんだ(驚愕) ディフェンスに定評のないアイザイア・トーマス(121.4)よりも高かったよ!これは、マズいんじゃないか!?
こないだの76ers戦とか見てたら、結構守備頑張ってた印象なので、意外。でも、試合見てるウィザーズファンの方からしたら、きっと管理人と異なる印象なんだろうね。
ということで、八村塁は、目を見張る成績を残していましたが、スリーやディフェンスに関して、課題がありました。
そういえば、八村塁のスクリーンが上手くかかっていないっていう話もあったな。今度ウィザーズの試合見る時は、確認してみよう。
でも、ルーキーだから、課題があって当然だし、コンスタントに活躍できているのは、本当に凄いよ。
次はオールスターブレークあたりに、また八村塁について、確認してみようかな。どんな成長を遂げているか、楽しみでならないです!
あとは、ケガだけは気を付けてほしいな。最近、プレータイム多いからね。嬉しい悲鳴なんだけどね。
おまけ
折角なので、八村塁が大活躍した試合のハイライトをどうぞ。
19/12/01 vsクリッパーズ 30点!
19/12/05 vsシクサーズ